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非体育会系の初マラソン!! by ターニャノリと勢いで決めた東京マラソンへの参加登録。 当選した以上は頑張ります。
特に普段運動しているわけでもないのですが、田舎育ちのせいか、意外に基礎体力はあったりする私ターニャ。「マラソンもイケるんじゃないか?」 なんておだてられていたこともあり、東京のド真ん中を走る市民マラソンが今年から始まると聞いて、何となく 「走ってみたいなぁ」 なんて、思った勢いで参加登録。 さてさて、どうなることでしょうか・・・。
申し込みしたのは7月。 学生時代に陸上部だったデイブも申し込みするということで、伴走してもらえるなら最後まで頑張れるかなーと思い応募しました。 しかし、応募した時は知らなかったのですが、応募者多数で抽選なんですね、これ。 といっても、そんなに応募する人はいないだろう、なんて勝手に思っていたのですが、「東京マラソン申込者多数!!」 というニュースが飛び交ってビックリすることに。 まぁ、落ちたらそれはそれで仕方ないかなぁ、なんて、気楽に待っていました。 当選結果は10月5日。 おおっ!! 私は見事に当選。 こういう時って、何か運が良いのです。 そして、嫌な予感はしたのですが、「デイブ落選」。 がーん。 ・・・かくして、「体験隊員2名が参加しました」 というリポートのはずが、「非体育会系」 の私だけが一人で参加することに。 ホントに一人で大丈夫かなぁ、という不安の影がひしひしと迫ってきます。
練習はデイブが付き合ってくれるということで、当選の翌日から早速トレーニングを開始。 ミゲールも誘ってみたのですが、丁重に、しかしはっきりと断られました・・・。 「まずは走ることに慣れよう」 ということで、会社からジョギングをするように。開始するのは仕事の区切りがついてからということで、夜20時〜20時半頃から。 といっても、正直言って会社に来ない土日祝日は家で一人で走る自信は無く(!)、そのため走るのはもっぱら平日のみ。 しかも、雨が降ると中止。 さらに、仕事が忙しい時は中止。 と、かなりの軟弱っぷりを発揮して、デイブに冷たい視線を浴びせられながらではありますが、それでも週に3〜4回ぐらいは走りました。 1回のトレーニングは、5kmのコースまでの行き帰りを合わせて、7km程度。 5kmのランニングは一応タイムを計りますが、余裕をもって走れるペースで良いとのことです(デイブ談)。
これが週3〜4日ですので、月間100km程度ということになります。 「平日はこれで仕方ないとしても、本気でマラソン走るつもりなら普通は土日で距離を稼ぐんだけどね・・・」 と、コーチ役のデイブがぼやくのには聞こえないふりしながら、私なりに頑張ってみました。 マイペース、マイペースっと。 走るのに必要な筋肉がつくのを助ける意味で、トレーニング後にはアミノ酸サプリメントも飲むことに。 使用したサプリメント
走って帰ってきたらすぐ飲んで、筋肉の疲労を軽減。 走る距離はそんなに長くないのですが、それなりにアップダウンがあるコースなので、筋肉も鍛えられます。
走ることが習慣付いてくると、不思議なもので、こんな私でも走らないと軽い罪悪感を感じるようになります。 デイブにも 「サボってると今までの努力が水の泡だゾ!!」 などと脅されるので、そのせいかもしれませんが・・・。 雨で走れない日(走らない日?)は、軽く筋トレをしたりして、「水の泡」 にならないようにあがきます。 もっとも、お正月に実家に帰った時は 「完全休養」 してしまいましたが・・・。 それでも、私の走りっぷりをみて、デイブは「4時間代では走れる」と断言。 ・・・と言われても良くわかりませんでしたが、全くの初心者かつ非体育会系としては、かなり良い記録なのだそうです。 ほーぅ。 ■初めての20km走 長い距離も何回かは走ってみた方が良いということで、1月半ばに初めて20kmを走りました(さすがに仕事の後は時間的に無理なので、こればかりは休日に頑張りました)。5kmのコースを4周。設定タイムは、5kmを32分、4週で2時間8分。 このペースで行ければ、フルマラソン(42.195km)は4時間30分で行けるとのこと。 デイブによると、私は 「4時間30分で走る力は十分にある」 のだそうです。 もっとも、「真面目に練習すれば4時間切れるのに(ブツブツ)」 とも言っていましたが。まぁ聞かなかったことにします。 当然ながら、ワタクシ、一度に20kmなんて走ったことありません。 ただ、特に本気で走る必要は無いとのことで、あくまでも 「レースペースを余裕をもって走る」 ことを意識するのが重要なのだそう。 「でないと、絶対に飛ばし過ぎて、本番は途中から歩くことになるから・・・」 。 ・・・いかにも私ならやりそうです。 というわけで、ペースはあくまでも余裕をもって走るんだゾ、と心に念じ、スタート。 1週目はちょっと早すぎて28分30秒。 2週目は少し落として31分30秒ぐらい。 3週目は加速してしまって29分。 4週目は30分ぐらい。 というわけで、設定タイムは楽々クリア。余裕もあります。 ちなみに、水分補給は 「物凄く大事」 だそうで、本番と違って給水所が無い今回は、デイブがミネラルウォーターのボトルをリュックに入れて伴走してくれ、15分おきに100mlぐらいずつ給水をしました。 ただ、ちょっとシューズで失敗。 今までは大丈夫だったのに、足が大きくなった(?)のか靴に指があたるようになってしまい、つめの下が内出血で真っ黒になってしまったのです。 どうも、これはシューズを買い換えなければならないようです。 ちなみに、この後、内出血で真っ黒のつめを切りたくなって思わず深爪にしてしまい、デイブに怒られました・・・。 レース前には絶対やってはいけないことだそう。 ■最終調整2月の第1週目にもう一度前回と同じようなペースで20kmを走りました。新しく買った靴は、なかなかいい感じ。 東京マラソン本番は、2月18日(日)。 もうすぐです。 長い距離を走るのは負担がかかるので、これからはいつもどおりの練習にし、本番に向けて充電。 ただ、20kmを2回走ったせいか、5kmが物凄く短く感じられるようになり、デイブが伴走しない日(つまり、ペースメーカーがいない日)は、調子に乗ってビュ〜〜〜ンと飛ばしてしまうこともありました。 別に特に無理はしていないつもりですが、5kmを走るタイムもトレーニングを開始した頃より自然に早くなっています。 前々日の16日は、リチャード隊長にカツ丼をご馳走になり(「勝つ」にかけた定番の “ゲン担ぎ” ですが、栄養価的に言えばあまり試合前にお勧め出来ないメニューです・・・)、完走という目標への決意を新たにし、東京ドームへ受付に。 ナンバーカード(ゼッケン)、計測用RCチップ、荷物預け袋などを受け取り、本当に自分が走るんだということを再認識(!)。軽く走っておこうと思っていたのですが、この日は忙しくて時間の調整が出来ず、断念。 段々と心配になって来ましたが、まぁ何とかなるかなぁ・・・。 前日17日土曜は、友人宅にお呼ばれ。 のんびり時間を過ごし、楽しくて帰りが遅くなってしまって、またまたちょっと心配に。 そして夕飯は 「お好み焼き」 と、相変わらずですが明日マラソンを走るって自覚のない行動を取っています・・・。 マイペース、マイペースっと。
東京マラソン当日。6時10分起床。 偶然にも同じくマラソンに参加する友人のアレックスと、7時半に新宿駅で待ち合わせをしているというのに、既に寝坊です・・・。 目が覚めて、窓の外を見ると、シトシトぴっちゃんどころではない豪雨。 「雨女では!?」 という定説を、またもや立証してしまいました。 こんなんで本当に開催されるの!? とサイトを確認しますが、画面中央には 「開催」 の文字が!! 早速、朝ごはん(スコーン2個、野菜ジュース、バナナ1本)を摂り、待ち合わせ場所の新宿に移動です。 新宿駅には、これまで私が見たことのない風景が広がっていました。 ジャージ姿の人、人、人。・・・勿論、私もその中の1人ですが。 おお、これはすごい! とちょっと興奮。 そして、この異様な集団に混じって、私たちも移動。 スタート地点の東京都庁へと繋がる地下道は、平日朝の通勤ラッシュと同じ位の人だかり。ただ、違うのはみんな 「ジャージにランニングシューズ着用」 という点。そして、本降りの雨の中、荷物を預け、なんとか主催者提供のビニールポンチョを手に入れ、スタート地点に。 トイレの前には沢山の行列。 たまにウェーブが起こったりと、お祭りみたいです。 ■スタート〜5km:都庁前〜飯田橋そして、いよいよスタート。ただ、私は相当後ろの方に並んでいたので、いつ号砲が鳴ったのかはわからず、周りが動き出したので流れに乗ったという感じ。スタート地点にたどり着いたのは約15分後でした・・・。ランナーで大混雑している靖国通りを通って飯田橋に。 ここで約5キロ。 雨に打たれてびしょ濡れになりながらも、まだまだ余裕で、アレックスと話しながら走ります。 ■5〜15km:飯田橋〜三田神保町を通り、皇居前を通過。まだまだ道幅一杯にランナーがいて、自分のペースでは走れません。 帽子をかぶっていなかったので雨が顔を直撃し、段々気分が落ち気味に。 東京タワーも雲に隠れて姿も見えないし・・・。 この辺りでは、品川の折り返し地点を過ぎたランナー達とすれ違います(先頭集団は見ることは出来なかったのですが)。 当然ですが自分よりも凄く早いペースなので、驚きと尊敬の気持ちで一杯。 コスプレランナーとも何人かすれ違い、「あんな被り物していてもちゃんと早く走れるんだなぁ〜・・・」 と、感心しました。 ■15〜20km:三田〜品川品川を折り返して、トイレに行きました(いや、行ってみたかったんです)。トイレは人が並んでいて、これまた大変でした。みんな手がかじかんでいて、なかなか思い通りに動けない様子。 アレックスは 「膝が痛い」 とのことで、ここからは私一人で先にゴールを目指すことに。 心細さからか、あるいはこれまで抑えていたからか、日本橋辺りまで一気にスピードアップしてしまいました。 ■20〜25km:日比谷〜東日本橋いつもは人が絶え間なく行き交う銀座も、今日はポンチョを着たランナーで一杯。こんな銀座の光景はなかなか見られないなぁ、なんてことを考えているうちに、日本橋に到着。気が付けば25キロ地点を通過していました。 今までの練習では、20kmまでしか走った事がなかったので、「ここからが自分への挑戦だぁ〜!」 と、気持ちも新たに浅草寺目指して頑張ります。 品川辺りから、雨がまた強くなり始め、気持ちが凹まないように・・・と、マラソン終了後に食べたい物のことを想像しながら走りました。 肉、肉、肉・・・。 ■25〜30km:東日本橋〜浅草〜東日本橋 そんな現実逃避をしているうちに、いつしか浅草に。浅草寺など、自分が知っている場所に到着するとなんだか嬉しくなります。沿道には応援の人も沢山いて元気回復! そうこうするうちに、やっと30km地点に到着。この辺りから本格的にお腹が空いてきて、エネルギー不足気味に・・・。 足も段々と思うように動かなくなりました。 デイブの 「30kmからが勝負だね」 という言葉が、脳裏をよぎります。 もう半分以上は走ったんだから最後まで走り抜きたい、という気持ちがエネルギー源となって足が動いている感じです。 ■30〜35km:東日本橋〜築地30km地点を通過して銀座通りに帰ってくるまでの間が、すごく長く感じて辛いの何の。膝から下は感覚が麻痺しているような感じです。 ヨチヨチ走りになりながらも、何とか銀座通りに帰ってきて、歌舞伎座の前を通って、築地本願寺へ。 この辺りになると、周りのランナーも、歩き出したり、ストレッチしたりする人が多くなり、みんな相当に疲労を感じているようでした。 ■35〜40km:築地〜有明 築地本願寺を過ぎると、今度は佃大橋へ。ここから3本も橋を渡るというコースになるのですが、「橋」 って奴は、緩やかに登った後で坂を下るということになるので、疲れた足にはなかなか堪えます。 もう足は棒のようになっていたので、登りではふくらはぎや腿の辺りがピキピキするし、下りはつま先が痛いしで、もう辛くてふらふら。 「もう歩きたいよぅ!」 と何度思ったか知れませんが、一度歩き出すと走るリズムが二度とつかめなくなるような気がして、怖くて歩けず、トボトボと走り続けます。 そんな私の目の前をおじいちゃんランナーがランニングパンツとランニングシャツで力強く走り抜けていき、勝手に勇気を貰って、私もガンバロウと思ったのでした。 この辺になると、物凄くお腹が空いて仕方がありません。 「着いたら肉。着いたら肉・・・。」 この気持ちも私をゴールへと導きました。 ■40km〜42.195km:有明〜ゴール有明に到着した頃、空は青空になり、太陽が明るく照らし始めました。今更お天気になっても何だか複雑な気分・・・。 自分の雨女っぷりを呪っていると、やっと40km地点に到着。 「あと2.195キロ走ればご飯(というか肉)が食べられる!」 と思いながら、ゴールへ向かって一直線です。 最後はふらふらでしたが、沢山の励ましの声の中で何とかゴールに到着。 ぃやったぁーーーー!!
メダルを貰い、バナナを食べて、やっと正気に戻った気分の私(ちなみに、その後はデイブ、リチャードと合流し、レストランで念願の 「肉」 にもありつきました)。 市民ランナーのマラソンは 「完走(完歩でも良し!)することに意義がある」 と思うのですが、折角ラップタイムが取れているので (公式ウェブサイトで簡単にチェックできます)、お腹も落ち着いたところでデイブに詳しく分析してもらいました。
結論から先に言うと、「初マラソンとしては素晴しいペース」 とのこと。 後半の失速もほとんど無く、(私のレベルの市民ランナーは) なかなかここまでイーブンペースでは走れないそうです。 おお・・・。 20km走をやって、ペースを叩き込んだのが良かったのかな? ラップが落ちたのは、トイレに行った15〜20kmのところだけ。 その反動で、次の5km(20〜25km)を飛ばしてしまっているのは、まぁ、私らしいご愛嬌ということで。 また、5km地点のスプリットとラップの誤差からわかるとおり、スタートの時間から私が本当のスタート地点に到達するまでに13分ぐらいかかっています。これは、マラソンを走ったことがある方はわかると思うのですが、参加人数が多い関係で、スタート地点は恐ろしく縦に長い行列になっているため(そして、混雑しているので、スタートの号砲が鳴ってもなかなか前に進めない)。 一部のトップアスリートを除き、後方に並ぶ市民ランナーにとっては 「ゴール」 はおろか、「スタート地点」 すら遠いんですね。 15〜20kmの間でトイレに行って並んでしまったので、ここのロスを5〜6分だとすると、スタート地点のロスと合わせて18〜19分ぐらい。 ということは、42.195kmの実質的なタイムは「4時間35分」ぐらいだったということになりそう。 ※この 「皮算用」 的な計算結果が出て、予想タイムに近かったからか、デイブは何故かご機嫌でした。 デイブは、私が前半調子に乗って飛ばして後半失速するのではと心配していたそうですが、前半は友達に合わせて一緒に走ったのが良かったのか、自然とペースが抑えられ、後半もほぼ同じペースで走り続けることが出来たようです。
こうして私の初マラソンは終わりました。こんなに長い距離を走るのも、本降りの雨の中を走るのも初めて。 最初の自分の目標は 「完走」 だったので、今回4時間50分弱(そして、実質的には4時間35分!)で完走できたことには充実感で一杯です。 もくもくと42.195km走っていると途中で飽きてしまうのかも? と心配していたのですが、コースの周りの風景が面白かったのと、後半は真剣に足を動かす気持ちがないと動いてくれなかったのとで、飽きるという余裕はありませんでした。 もし、またフルマラソンを走る機会があれば、今度はもっと気持ちに余裕を持って走りたいなぁ、と思っています。 そして、次回こそは、私の 「雨女疑惑」 も晴らしたいものです。 by ターニャ |
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