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【特集】口内環境を見直そう!

草木も青々と生い茂る、暑い夏がやってきますね。
降りそそぐ陽射しを浴びて輝かせたいのは、何もお肌だけではないはず。
唇からのぞく白く美しい歯には誰もが目を奪われるでしょうし、爽やかな息からはあなたの印象もグッとアップすることでしょう。
夏に向けて、ここで口内環境について見直してみませんか?


歯垢は歯石の基


歯は、人体で最も硬い器官。
ただし、細菌やその代謝物が原因の虫歯や歯周病に、容易に侵されやすい器官でもあります。
これら口の中のトラブルの予防には、やはり“ブラッシング”。
ブラッシングとは、歯のくぼみや歯と歯の間、歯と歯ぐきのわずかな隙間についている細菌を取るために行なう、いわゆる「歯磨き」のこと。
口の中には数百種の細菌が棲んでいますが、ブラッシングが不十分だと、これらの細菌が塊(歯垢、プラーク)となって歯に付着してしまいます。しかも厄介なことに、この歯垢はネバネバとした粘着性の高い物質。 クチュクチュとうがいをするくらいでは落ちないのです。
だからといって、溜まった歯垢をそのままにしておくのはとても危険。
歯垢は唾液中のカルシウムやリンと結びつき(石灰化)、表面がザラザラとした軽石状の歯石を作り出します。その歯石の表面のザラザラに、新たな歯垢がどんどんと引っかかり、積もり積もって層状の歯石となり、やがて非常に硬い歯石が形成されてしまうのです。
というわけで、歯垢のうちはブラッシングで落とせますが、歯石になってしまったらもはや自力で落とすことは不可能。歯科医院へお任せするしか手立てはありません。
歯石は歯周病への第一歩!


以上のように、歯垢から形成される歯石ですが、歯石が溜まるとなぜいけないのでしょう?
第一に、歯石は歯周病の原因の1つとされています。
歯周病とは「歯肉炎・歯周炎」の総称。歯ぐきの腫れや出血、歯のぐらつきなどの症状とともに進行していきます。
歯石ができると、そこに新たな歯垢が引っかかり、引っかかった歯垢は毒性のある物質を吐き出します。歯石は簡単に取り除くことができないため、吐き出された毒性物質は歯石を通じて歯周組織に長く深く影響し、歯肉炎や歯周炎を誘発します。さらに、歯周組織に接する歯垢の量も増えていき、歯垢を落とすことすら難しくなっていくのです。
こうなってくると、歯周病になるのにそう時間がかからないというのは想像にかたくはありません。
かみ合わせの不調和が原因で歯周組織が壊れることもありますが、やはり多くは歯周病によるもの。
平成19年の厚生労働省においては、20〜24歳では76%以上、30〜34歳では80%以上がすでに歯周病(!)との衝撃的な発表もなされています。
歯石の溜まりやすいところは普段のブラッシングで磨き残している箇所。歯石を作らないためには、まずは確実なブラッシングで歯垢を「溜めない、増やさない」ことが重要です。
正しいブラッシングのために


より確実なブラッシングには、自分に合った歯ブラシが必要。
以下の点に注意して選びましょう。

1.毛のかたさ
歯や歯ぐきの状態に合った物を選びます。

2.ヘッドの大きさ
比較的小さい方が、口の中で動かしやすいようです。

3.ハンドルの形状
握りやすく、動かしやすいか確かめます。

4.ネックの形状
なるべくスリムな方が、口の奥まで届きやすいようです。 |
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自分に合った歯ブラシを手に入れたら、次は正しいブラッシングにチャレンジです。
より正確なブラッシング方法は、歯科医院で確認してください。

1.歯ブラシを軽く握る。
・鉛筆を持つように握ってください(ペングリップ)。

2.歯ブラシの毛先を、歯の根元に対して斜め45度角で当てる。
・歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に入り込ませることが目的です。
・上の歯だったらななめ上向き、下の歯だったらななめ下向きに当てます。

3.歯ブラシを小刻みに動かして磨く。
・力を入れ過ぎないでください。歯や歯ぐきを傷つける恐れがあります。
・1本ずつ、振動させるように磨いてください。
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歯垢を落とすほかにも、ブラッシングには、歯ぐきの血行を促進して歯肉炎を予防する効果もあります。
ホワイトニング効果が期待できる歯磨き粉(トゥースペースト)や刺激の少ないフォーミュラのトゥースペースト、使用量が簡単に調整できる歯磨きパウダーなどと組み合わせて、好みのブラッシングタイムを楽しんでみては。
また、より歯周組織の健康をサポートしたい方は、歯ぐきのマッサージに特化したジェルやオイルなどの頼もしいアイテムもありますので、ぜひチェックしてみてください。




寝る前の口内環境を見直す


多くの人が習慣にしている寝る前のブラッシング。でも、磨いたはずなのに、朝起きると口の中が何だかネバネバしていてスッキリしない…。 こんな経験はありませんか?
これは、就寝中には唾液の分泌量が減ってしまうことによるもの。唾液には、口臭の元となる細菌や口の中の汚れを洗い流す役割があるので、分泌量が減る就寝中は、口の中に細菌が繁殖しやすい“魔の時間帯”でもあるのです。
ブラッシングをしても、歯ブラシの毛を当てることが難しい舌や頬の裏側、歯と歯の間には細菌が残り、それらがネバネバを作り出してしまいます。
この対策に、アメリカでは約70%の人が、歯と歯の間の歯垢を落とせるフロスや洗口液(マウスウォッシュ)を取り入れているといいます。
ワンランク上のオーラルケアを目指す方にはお勧めです。






ペットのお口は大丈夫?


大切な家族の一員であるペットには、直接手からエサをあげたり、思わず頬ずりしたりしたくなるもの。 そんな時、ペットの口臭に「アレ?」と顔をしかめたことはないでしょうか?
犬や猫も、今や“きちんとオーラルケア”の時代。仔犬や仔猫の時期であれば、習慣としてブラッシングを躾けることも可能ですが、大きくなった後では嫌がってなかなか難しいものです。
指サックや軍手などで歯や歯ぐきを軽くこすってあげるだけでも違いは出てきますが、これらの行為もペットにとっては精神的負担になりえるかもしれません。
そこで、ストレスフリーなオーラルケアとしては、ペット自身に食べてもらったりかんでもらったりすることがお勧め。エサに振りかけてただ食べてもらうだけのサプリメントをはじめ、気になる口臭をリフレッシュするジャーキーや歯石予防のおやつなども便利で効果的です。
可愛いペットの口内環境を気にしている方。まずは簡単なところから、ペットのオーラルケアについて見直してあげてみてください。


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