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認知力・記憶力をサポートする『ヒューペルジンA』

第1回の今回は、中国ハーブの「ヒューペルジア」と、それに含まれる成分「ヒューペルジンA」 について掘り下げたいと思います。

 トウゲシバ(ヒューペルジア) Huperzia serrata



日本では「トウゲシバ」として知られる「ヒューペルジア(学名:Huperzia serrata)」は、ヒカゲノカズラ科のシダ植物の仲間で、中国原産の植物です。

このHuperzia serrata(以降:トウゲシバと記載します)は、中国では「千層塔(Chien Tseng Ta)」と呼ばれ、中国の伝統医学では発熱と炎症の治療に用いられているそう。
近年では、このトウゲシバから抽出される植物アルカロイドである「ヒューペルジンA」に、「認知力」、「記憶力」など、脳に対する働きがあることが わかってきています。

 アセチルコリンレベルと脳機能



ヒューペルジンAの作用を知るには、まず脳機能の低下がどのようにして起きるのかを知る必要があります。
キーワードは 「アセチルコリンレベル」 です。

脳内の神経細胞での神経情報は、細胞のシナプスから放出される様々な「神経伝達物質」 によって伝えられています。

この脳内の神経伝達物質の1つである 「アセチルコリン」 は、行動、学習、記憶に関係するとされていますが、加齢に伴なってシナプス間を伝達するアセチルコリンの量(アセチルコリンレベル)が少なくなると、これらの脳の機能が低下する原因となります。
※その他、軽度の脳梗塞により酸素と栄養が行き渡らず、脳細胞が死滅することも脳機能低下の原因として知られています。

老人性痴呆症の一つ、「アルツハイマー型痴呆」も、原因自体は不明ですが脳内のアセチルコリンレベルの低下が認められ、認知、行動障害が起きています。
アルツハイマー型痴呆を完全に 「治す」 ことは、残念ながら現在の医療では出来ませんが、痴呆の進行を遅らせることは可能です。
これには脳内アセチルコリンレベルの低下を防ぐことが有効であると確認されており、シナプス間に放出されたアセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害する 「アセチルコリンエステラーゼ阻害薬」がアルツハイマー治療薬として使用されています。

この 「アセチルコリンエステラーゼ阻害薬」 としては、ドネペシルなどが知られていますが、ヒューペルジンAにも、このアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害する働きがあることから、今米国や中国ではヒューペルジンAの新薬としての可能性を確かめる実験が盛んになっているのです。

 ヒューペルジンAについての研究



ヒューペルジンAは、様々な研究が進められ、PubMed内だけでも、関連する文献数は200にも及びます。 その多くの試験の中から、ヒューペルジンAの有効性が認められた試験結果を見てみましょう。

○ヒューペルジンAのアセチルコリンエステラーゼ阻害作用
(Neuropharmacology. 1991 Jul;30(7):763-8.)
ラットを用いた実験により、ヒューペルジンAには、シナプス間に放出されたアセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害する作用が認められた。

○アセチルコリンエステラーゼ阻害薬との比較試験
(Neuroscience Letters Volume 361, Issues 1-3 , 6 May 2004, Pages 56-59)
ヒューペルジンAと、ドネペシル、リバスチグミン(ともにアセチルコリンエステラーゼ阻害薬)を用い、ラットの皮質でのアセチルコリンエステラーゼ阻害作用に対する比較試験を行ったところ、ヒューペルジンAのアセチルコリンエステラーゼ阻害作用に対する有効性と安全性が確認された。

○アルツハイマー患者を対象とした臨床試験
(中華医学雑誌(2002年7月 25;82(14):941-4)
軽度から中程度のアルツハイマーと思われる202人を、ヒューペルジンA摂取群とプラセボ群に分け、12週間の摂取の後に認知機能、日常生活機能、感情や行動などに対する評価を行なったところ、ヒューペルジンAが安全であり、アルツハイマー患者の認識機能、行動、日常生活機能、気分の向上に有効であることが確認された。


 ヒューペルジンAの今後



上記のように、数々の試験によりヒューペルジンAのアセチルコリンエステラーゼ阻害作用と安全性が確認され、認知機能向上にも有効性が認められています。

さらに、 「アルツハイマー型痴呆に対する医薬品」 としての期待も高まっており、米国国立衛生研究所(NIH)では、アルツハイマー患者の認知機能に対する有効性を評価するための第II相臨床試験の実施が決定され、2004年から2006年末まで試験が行われる予定です。
http://clinicaltrials.gov/ct/show/NCT00083590?order=1

また、中国でも医薬品として利用に向けての研究が進められています。
記憶や脳の機能をサポートするサプリメントにも配合されている『ヒューペルジンA』。
今後の試験結果が待たれるところです。

<参考>
PubMed
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=PubMed

トウゲシバ(ヒューペルジア)
http://www.supmart.com/search/?cid=huperzia



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