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ウェイトロスをサポートする『チャデブグレ』

今回は、古くからブラジルでダイエットサポートハーブとして親しまれてきたハーブ、チャデブグレについて、掘り下げていきたいと思います。

 チャデブグレ(Cordia salicifolia)



チャデブグレ(Cha de bugre;学名:Cordia salicifolia)はブラジル原産。樹高は約8〜12m、幹の太さは30〜40cmにまで成長するムラサキ科の樹木です。
ブラジルではミナス・ジェライス州、バイーア州、アクレ州、ゴイアース州などで多く見られ、アルゼンチンやパラグアイの熱帯雨林にも生育しています。
※ムラサキ科は約100属、2000種からなる巨大な科ですが、日本にはムラサキ科に属する樹木は1属(チシャノキ属)しか確認されていません。

チャデブグレは、コーヒーノキ(珈琲の実をつけるアカネ科の常緑樹)の実に似た、赤い実をつけることから、ブラジルではその実がコーヒーの代わりとしても利用されています。このことから、カフェドマト(cafe do mato)、カフェドブグレ(cafe do bugre)などとも呼ばれています。
ブラジルでは古くからダイエットサポートハーブとして親しまれており、薬局や商店などではチャデブグレの葉を用いたティーバッグ、チャデブグレのエキスやチンキなどが販売されています。 また、ビーチのジューススタンドでもチャデブグレ飲料は販売されています。


 チャデブグレの人気



長い間、チャデブグレは伝統的に使用されてはいましたが、栄養学的な分析はほとんど行なわれてきませんでした。
一方で、チャデブグレのダイエットサポート作用に着目したブラジルの企業が、チャデブグレの葉を用いて、チャデブグレのブラジルの先住民族の呼び名であったporangaba(ポランガバ)を用いて、“ポランガバティー”として販売したところ、一躍人気商品となりました。
さらに1995年、Dr.G.L. Cruzが、彼の著書『Dicionario das plantas uteis do Brasil(Dictionary of the Plants Used in Brazil)』の中で、チャデブグレの利尿作用、強心作用、血液循環改善作用、体重減少作用について言及してからは、さらに注目が集まるようになりました。
今やその人気は世界に広がりつつあり、米国でも、無理のない食欲抑制によるダイエットサポートハーブとして脚光を浴びています。


 チャデブグレの使用部位、主要成分、摂取量



○使用部位
主な使用部位は葉で、乾燥させた葉を湯で浸出したものを、お茶のように摂取します。
また、チャデブグレのエキスの粉末やチャデブグレの葉を粉末にしたものを、カプセルに充填したものがサプリメントに用いられています。
なお、実や樹皮も使用されることがあるようです。

○主要成分
チャデブグレの葉には、利尿作用をもつカフェイン、カリウム、アラントイン酸、抗炎症作用をもつアラントインが含まれています。
また、最近の研究では、抗ウィルス作用を有するスパチュレノールという精油成分が高濃度(0.53%)に含まれていること、さらに、小腸でのコレステロール吸収を阻害し、血漿コレステロール値を低下させる作用を有するβ-シトステロール(植物ステロールの主成分)も含まれていることが確認されています(J Med Food. 2008 Mar;11(1):193-4.)。

○摂取量
乾燥した葉の重量に換算し、1日4〜6g程度の摂取が一般的です。


 チャデブグレの使用目的



チャデブグレには、一般的には利尿作用、食欲抑制作用があるとされ、また、脂肪の沈着やセルライトを防ぐ働きがあるとされていますが、伝統的には、他の働きも期待して使われています。

<現在の一般的な使用目的><伝統的な使用目的>
 食欲抑制(体重減少) 食欲抑制
 抗肥満 痛風
 むくみの軽減 咳止め、喘息症状の緩和
 セルライト減少 利尿
 循環改善 解熱
 刺激
 傷の治療に(外用)


 チャデブグレの研究



このように、ブラジルでは古くから経験的に利用されてきたチャデブグレですが、その働きについての研究は現在においてもごくわずかで、今後のさらなる研究の発展が期待されるハーブです。

○抗ウィルス作用
日本の研究者により、1990年代に入ってから抗ウィルス作用が確認されています。

【チャデブグレの単純ヘルペスウィルス1型に対する抗ウィルス活性】
(1990 Oct;56(5):439-43.)
チャデブグレの一部精製抽出液(COL1-6)の、単純ヘルペスウィルス1型(HSV-1)の阻害作用について調べた。
1.5時間前、または3時間前にCOL1-6で前処理しておいたヒーラ細胞(※)では、ウィルスを感染させても、99.9%以上でウィルスの増殖が阻害された。
また、ウィルスを感染させてから8時間後にCOL1-6で処理した場合でも、99%以上でウィルスの増殖が阻害された。
なお、HSV-1感染の初期段階でのCOL1-6の影響を調べたところ、COL1-6は、HSV-1のヒーラ細胞への侵入に影響を及ぼすが、ヒーラ細胞への付着を阻害する働きはないことが確認された。
※ヒーラ細胞:ヒト子宮頚がんから採取された細胞。多くの研究に用いられているヒト由来細胞。

また、イタリアの大学が2008年3月に発表した研究によると、弱いながらも、チャデブグレエキスには胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を抑える作用があることも確認されています。
(J Med Food. 2008 Mar;11(1):193-4.)
この他、抗がん活性、強心作用などについての研究も行なわれています。
(Natural Medicines 1994; 48(4):338-347.)
(Natural Medicines 1997; 51:478-481.)


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○中性脂肪低下作用
【チャデブグレの健康ラット及び糖尿ラットにおける薬学的研究】
(BRAZILIAN ARCHIVES OF BIOLOGY AND TECHNOLOGY Vol.49, n.2:pp. 215-218 March 2006)
原産国ブラジルでは利尿、食欲抑制、抗肥満作用があるとして使用されているが、実際にその働きがあるかどうかについて研究を行なった。
<方法>
対象:健康なラットと糖尿病のラット
摂取させるもの:チャデブグレ摂取群:チャデブグレ葉(20mg/kg/日)水溶液、食物
        コントロール群:水、食物 
摂取期間:13日間
<結果>
[利尿作用、食欲抑制作用、抗肥満作用]
健康ラット両群において、利尿作用については尿量を、食欲抑制作用については摂取食物重量を、抗肥満作用についてはラットの体重を指標に検討したが、いずれについても有意な差は認められなかった。

[脂質低下作用] 
健康ラット両群において、血中コレステロール値に差は認められなかったが、中性脂肪値について、チャデブグレ摂取群は有意に低い値を示した。
また、糖尿病ラットの、糖尿病に伴う中性脂肪高値についても、チャデブグレ摂取群では中性脂肪値が大きく低下したが、コントロール群では変化は見られなかった。
なお、高血糖の改善で中性脂肪値が低下することに着目し、両群の糖尿病ラットの血糖値についても調べたが、血糖値に差異はなく、チャデブグレそのものが血液中の中性脂肪値を低下させることが示された。
一般的に言われている、体重減少や利尿作用についての有効性は、ラットでは確認できなかったが、血液中の中性脂肪値は有意に低下することが確認でき、ヒトの高中性脂肪の治療に役立つ可能性があるといえる。

一般的に言われている体重減少や食欲抑制効果は、ラットでは確認できませんでしたが、血液中の中性脂肪を低下させることは確かなようです。中性脂肪値を低下させることは高脂血症の予防、メタボリックシンドロームの抑制に関係があり、肥満予防に対する利用方法と関連しているのかもしれません。


 まとめ



食欲抑制に、ダイエットサポートにと、ブラジルで人気のハーブ、チャデブグレ。
研究は現在も発展途上で、結果を多くご紹介できないところが残念ですが、インビトロ試験や動物試験では興味深い働きが確認されているので、今後の研究の動向を見守りたいハーブです。


<参考>

イングリディエンツ・ラボ